解決実績
事例8
個人再生手続きにより借金を減額し住宅を残すことができた事例
相談・依頼をされた事情
依頼者は、住宅を購入し住宅ローンを負っていましたが、何件かの借金がありました。依頼者は転職して収入が減ってしまったため、貯金もほぼ使い果たし、今のままでは返済が不可能でした。
そこで、依頼者は、当事務所に依頼されました。
解決結果
依頼者には、住宅を残したいという強い希望がありました。そこで、住宅ローン以外の借金を減額し、住宅ローンはそのまま払っていくため、小規模個人再生手続きを利用することとしました。
個人再生手続きを利用するためには、収入から支払が可能である必要があります。これを履行可能性といいます。当初、依頼者は転職のため収入が下がっており、履行可能性がありませんでした。ただ、近い将来に昇給する見込みがありました。
そこで、何回か打合せを重ね、昇給を待ちました。
何度か打合せを重ねた後、家計表にも履行可能性があることが表れました。そこで、裁判所に申立をしました。裁判所に申立をした後はスムーズに手続きが進みました。
履行テスト(認可後の支払を見越し、毎月一定額を支払うテストをすることです。)も無事終わり、再生計画が認可されました。依頼者の希望通り、借金の減額を受け、住宅を守ることができました。
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- 当弁護士事務所では、他にも多数の個人再生事件の解決実績がございます。